フィルムカメラを始める儀式

フィルムカメラを始める儀式

フィルムカメラを始める儀式

次に趣味としての儀式。

趣味の世界はなんでもそうですが、始める前は少々、手間のかかるものです。

魚を釣る、という本来の目的の前に竿や餌の準備、雪山を滑る、という前にスキー板やスノーボードの点検、ボールを打つ前にクラブの選択や飛球線をイメージするという、一連の動作があってこそ趣味の世界は確立し、この一連の動作が面倒なほど、本人は趣味の世界を堪能しているともいえます。

フィルムカメラも同じですね。なにしろフィルムを入れなきゃ写真が撮れません。

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しかしフィルムカメラを始めると、このフィルムを入れる動作に最初の興奮があります。

もっとも装填の簡単な135フィルム、通称35mmでさえ、カメラによっては底蓋を外してフィルムをパトローネから引き出し、ロールに巻きつけてから装填するという手間がかかりますし、裏蓋を開けるタイプのカメラでもロールに巻きつける時のフィルムからほんのり漂う乳白剤の匂いを嗅ぎながら装填、空シャッターを切らねばなりません。

この趣味を始める前の儀式がデジタルカメラにはない世界なのです。

もっとも、36枚撮り終えてフィルムを巻き上げる時は写真の出来具合に対する期待と同時に大きな不安も抱きかかえることになりますが。

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